2003/11/29

「犯人」


うちのおねえちゃんは、ＴＶアニメの「名探偵コナン」が大好きです。
いつも犯人を当てようと、目を皿のようにして見ています。
ちなみにうちのバブは、「コナン、こわい」と言って、自分から見ようとはしていません。
そのくせ、３０分前の戦国妖怪絵巻「犬夜叉」は、喜んで見ています。
普通は、番組としては犬夜叉の方が怖いように思えますが、きっと彼は
一番恐ろしい生き物は人間だということを知っているのでしょう。

話が逸れました。
ずっと前、コナンをみんなで見ていると、突然おねえちゃんが言いました。
「多分、犯人はこのひとだよ！」
その指された女の人は、確かに重要な役どころですが、それほど怪しい人物ではありません。
妻は、「えー、こっちの男の人じゃない？」などと言っています。

そして、解決編が始まりました。
犯人はお姉ちゃんの言ったとおり、さして怪しくなかったその女の人でした。
「えー、おねえちゃん凄い！
どんな推理したの？」
と妻が聞くと、彼女はしたり顔で言いました。

「だって、この女の人の声、
　有名なせいゆうさんがやってるもの」

彼女はその推理で、ここんとこ数ヶ月、犯人を当て続けています。
身も蓋もない推理ですな。





「レシート」


別の番組を見ていると、今度は
とある旦那さんのポケットに、彼のよく行くバー・・・美人のママがいるらしい・・・のレシートとマッチが入っていて、 それを見つけた奥さんとの間で修羅場になる、という話をやっていました。

すると妻が悪戯っぽく、子供たちを焚き付けました。
「もしかしたら、とんたん（私）のポケットにも、
きれいなお姉さんが出てくるお店のレシートが入ってるかも知れないよ！
見つけちゃえ！」
「みつけちゃえ！」
バブはさっそく、私の上着のポケットに手を突っ込んで、ごそごそ探しています。
私はそんなお店に興味もないし、行った覚えもないので、「何やってんだか・・」と見ていました。

ところがバブは、本当に私のポケットから、何かのレシートを見つけました。
「ママ！とんたんの、よくいくおみせのれちーと（レシート）があったよ！」

「へ？」
困惑する私を尻目に、妻がすかさず尋ねます。
「何てお店なの？」

バブは嬉しそうに言いました。
「トイザらしゅ」

その後、別の意味で修羅場。





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2003/11/24

「ダイヤブロック魂　　オーラバトラー・ダンバイン」


先日言ってたモノができあがりましたので、発表します。
聖戦士ダンバインより、初期の主役メカ・ダンバインです。
本来のショウ専用ダンバインは水色ですが、
そんな色、うちには少ししかないので、結局見た目は
トッド専用ダンバインになってしまいました。
まぁいいじゃん。細かいことは。

オーラショットを装備することが可能で、
もちろんオーラコンバータと４枚翔
（クリアイエローで作れなかったのだけが心残り・・・）が
展開でき、オーラソードも持てるようにしましたよん。
鞘には入りませんけどね。

それから、前回の通り、コックピットが設定通りに開いて
中にショウ・ザマが乗れるように・・・しようと思ったんだけど、
いつの日かアレと並べることができるように、
マーベル・フローズンを乗せることにしました。
やっぱり、女の子が乗った方が萌えるしさぁ（おい）。

戦い終わって日が暮れて。
冷静にできたものを見つめてみると、
まぁそれなりに格好良いだろうなぁとは思うのですが、オーラコンバータが重すぎて
スタンドなしでは絶対に自立しないとか、
結局あの星帝ユニクロンよりでかくなってしまったとか、
問題はいっぱいあるんですが。完成したから、もうどうでもいいや。

さて、今回の本筋はここからです（前置き長いな！）
このダンバインを作っていたとき、部品が足りなくて足りなくて。
特に、背中の白い翔の部品が・・・もともと、クリアの部品で作ろうと思っていたせいもあり・・・、
途中で全く足りなくなってしまいました。

そこで、私はいったいどうしたかというと、
うちのバブが作りかけだった、何だかよく分からないロボットの
白いブロックをくすねて、ダンバインを完成させたのです。
いやほら、たまたまバブは、妻の実家に遊びに行ってるし・・・って、それが親のやることなのか？！

でもねぇ、しみじみ思いましたよ。
ああ、これが
芸術のためなら、悪魔に魂を売るってことなんだだなぁって・・・。





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2003/11/21

「通販」


妻が通販で、可愛いお弁当箱を頼みました。
ものは１ヶ月に１度届きますが、何色が来るのかは、到着までのお楽しみというやつです。
先日、第１回目のそれが届きました。
妻が喜んで開けてみると、確かに可愛いことは可愛いのですが、何故かその色はカタログには載っていません。

「あれ？この色、カタログにないよ」
「何だろう、他のと間違えたのかなぁ」
と私たちが話していると、おねえちゃんがニコニコして言いました。

「やったね、ママ！大当たりだよ！」

妻が「何で？」と尋ねると、お姉ちゃんは続けました。

「それはたぶん、シークレットなんだよ！」

チョコエッグじゃないんだから。





「年休」


今週は、職場のメンテナンスの関係で、どうしても１日年休を取らなくてはならなくなりました。
仕事山積みなのですが、まぁ仕方ない。

突然、降って湧いたお休みです。
有意義に使わなくては！というわけで、某所で約束したダイヤブロック魂の制作にいそしみました。
ああ？それが有意義なのかって？
ああそうだとも！

部品が足りないので（追加注文中）、今回はここらで許してください。
オーラコンバータのせいで、どうやっても自立しないとか、
青色しかないから、トッド専用○ンバインにしかならないとか、問題山積みですが。
完成したら、また発表します。
でもちゃんとコックピットが開いて、
中には○ョウ・ザマが乗っているんですよ。

１日、ぼーっとしながらこれを作っていると、保育園から帰ってきたバブがこれを見て、
うっとりしながら言いました。

「しゅごいよ、とんたん・・・。
　とんたん、こういうのをつくるのを、おしごとにすればいいのに」

ああ・・・そうだねぇ・・・。
そういう仕事だったら、どんなにいいことか（しみじみ）。





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2003/11/14

「うるさい」


近所に、やたら良く吼える犬がいます。
妻がその家に行ったところ、キャンキャンと激しく吼えられ、うるさくて話もできなかったと言ってました。

その話を聞いた、バブが言いました。

「そのいぬ、どのくらいうるさいの？
　とんたんのカラオケくらい？」

・・・うるさい！





「悲劇的」


先週の爆竜戦隊アバレンジャーを見ていたら、「悲劇的」という名前の敵が出ていました。
この番組では、巨大な敵（ギガノイド）にはいつも、有名な交響曲の名前が付けられています。
「運命」とか「英雄」とかですね。
今回の「悲劇的」も、おそらくマーラーの交響曲第６番からとったのでしょう。
ためになる番組だなぁ。

さて、印象的なデザインと名前であったせいか、うちのバブもかなり気に入ったようです。
見終わってしばらくした後、私に尋ねました。

「とんたん、あのギガノイドのなまえ、なんだっけ？
　ひ・・・ひげ・・・
　ひげだるま？」

うーむ、やっぱりコイツにはここら辺が限界か。


すると、お姉ちゃんが笑いながら言いました。

「違うよバブ、「しげきてき」だよ」

彼女には、なんか刺激的だったみたいです。





「ＤＸ爆竜合体・マックスオージャ」


そのアバレンジャーの（多分）最終ロボ、
ＤＸ爆竜合体・マックスオージャを買いました。
伝説の爆竜・スティラコサウルスが、ダイノギャリーを引っ張り（写真左）、
合体してマックスオージャ（写真中央）となります。
さらに、他の４体の爆竜達と合体して、
写真右のマックスリューオーにもなります。

他の４体の爆竜を収納できるため、このマックスオージャは、今までの戦隊者の基地の役目も果たしていると言えないこともありません。
そのためかどうか知りませんが、あんまりカッコ良くな（あわわ）。
ダイノギャリーは、ブルバルカンを彷彿とさせるほど、そのまんま「脚」ですし・・・。
（マックスオージャは、お茶を運ぶカラクリ人形を元にデザインされたという噂は、本当でしょうか？）

おまけに、てっきり今までのアバレンオーやアバレキラーと合体するのかと思いきや、
アバレンオーに合体するのは兜と剣だけ、というロンリー・アイテムでした。
最終合体して、アバレンジャーショーグンとかになってくれるのではと期待していた私は、ちょっとがっかり。


しかし、がっかりしているだけでは身体に悪い。
元を取らなきゃ損、というわけで、片っ端から合体ジョイントを試してみました。
こちらは、バクレンオーに部品を使ってと合体させてみたマックスバクレンオー（仮）。

・・・なんか、普通に格好いいような気がするです。

こちらは、研究の途中でできた新合体。
なんとなく、戦闘メカ・ザブングルに出てきた雑魚メカとか、
オーバーマン・キングゲイナーに出てきた敵メカとか、
そんなものにしか見えませんが。
やっぱり、最終合体は強そうでないと！というわけで
最後にできあがったのがコイツです。
両肩に、今までの合体ではどうしようもなく余ってしまっていた、アバレンオーの腰ユニットを
使っているのがミソです。
これによって、片手に２本のドリルとか、思いっきりムチャクチャな合体が
可能となりました。

もっともこの場合、写真のように
ダイノギャリー外側部分がごっそり余ります。
余るというより、蓋が閉まらないので、そっくり後ろに向けているのですが、
やっぱりトホホですよねぇ。

というわけで、確かに元を取るほどは遊びましたが、しっくり来るものができずに終わってしまいました。
自分の気分としては、刺激的よりも悲劇的です。
うーん、やっぱり、
「ロボットが複数出てきたら、
最終的には総て合体しなければならない」というのは
日本の憲法にして欲しいなぁ（本気で言ってるらしい）。





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2003/11/08

「ＣＧＡ合宿」


先日、某湖の畔で、ＣＧＡ合宿が行われました。
夜を徹して、脚本論の勉強とか、演出に関するテクニックの激論とか、
渋滞で追突して被害総額を競うゲームの競技会とか、
ダイヤブロック製のエルガイム展示会とか、
あちら製の脱衣格闘ゲームの品評会とかが行われていました。

・・・自分のことながら、何しに行ったのか、どうも今ひとつ掴めません。





「結婚式」


さて、その翌日は後輩の結婚式。
私はスピーチを頼まれていましたが、実はうちのバブも、花嫁さんに花束を渡す役を仰せつかっていました。
最初、彼は
「えー、バブ、はじゅかしいからできない〜」
とかゴネてましたが、私が
「花束渡してくれたら、花嫁さんからお礼に、バブの好きなもの貰えたかもしれないのにねぇ」
と言ったとたん、
「やる」。

・・・意図が明確でよろしい。

そうと決まってから、彼は何か積極的です。
「れんしゅうちる」
と言って、私を花嫁さんに見立てて、花束贈呈の練習をしています。

「（トコトコ歩いている）・・・。はい」
「ほら、『はい』じゃなくって、ちゃんと『おめでとう』って言って渡さないと」
「しょっか、じゃぁ（トコトコ歩き直してから）・・・。『ありがとう』」
こいつ、お礼を貰うことしか考えてないや。

そして披露宴当日。
練習の甲斐あってか、彼はちゃんと花束を渡し、「おめでとう」と言うことができました。
特に失敗もありません。
たった一つ、私の撮った記念写真では、彼だけがカメラ目線でなく、
花嫁さんの持っている、お礼の品しか見ていない点を除けば。





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