2001/11/27
「トイザラス」
もうすぐ、うちのバブの４歳の誕生日。
こないだの休日、母が何か誕生日プレゼントを買ってあげたいと言いだし、みんなで遠出することになりました。
目的地は、高速道路に乗れば３０分で着くトイザラスです。
バブはウキウキして、トイザラスのチラシを見ています。
「 ふぁるこんちゃもなー（ファルコンサモナー）がいいかな、
てっくぶーちゅたー（テックブースター）がいいかな、
アギトのバイク（ラジコンで走る奴）がいいかな」
と悩んでいます。
そのたびにお姉ちゃんに 「バブ、どれか１個だけだよ」 とたしなめられながらも。
さて、それだけワイワイやって着いたトイザラスですが。
結局バブが選んだのは、
ゴルドラス（ウルトラマンティガの怪獣）のソフトビニール人形１個だけでした。
高速道路代が、片道５５０円。
怪獣の人形は、４９９円。
・・・いや、別に良いんだが。
「トイザラス・２」
そんなわけで、せっかく誕生日だから何か買ってあげようと思っていた母は、拍子抜けしたみたいです。
帰り際、私に悲しそうな目で言いました。
「バブに、いろんなオモチャ見せて『これで遊んでみたい？』って聞いてもダメなのよ。
何勧めても、
『ううん、いらない。
とんたん（私）のおへやにあるもん』
っていうし」
・・・ええっと・・・。
おぅ！偉いなぁお前！
私の兄弟なんか、３人が３人とも同じプラモを買うことなんて、しょっちゅうだったのに！
お母さん、あなたの孫（だけ）は、立派に成長しましたよ！
・・・てなことを言って欲しかった訳じゃないですよね？母さん。すいません。
「超合金魂・ゲッターロボ」
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超合金魂の最新作、ゲッターロボを買いました。
ゲッターと言えば変形合体が売りですが、さすがにあの変形をオモチャで再現するのには無理があります。
（こっちのゲッターロボじゃぁやってますが、思いっきりアレンジされてますしね）
そこでこの超合金魂では、変形途中のオプションパーツを山のように同梱させることで、 変形過程を見ているような気にさせる、という方針をとってます。 |
そのこだわり方は半端じゃありません。
なんせ、ゲッター１になるまでに、イーグル号は３つ、ジャガー号は（腕まで入れて）５つのパーツを差し替えるようになってるんですから。
頭の中に浮かぶ、あの変形合体シーンを完全再現！
・・・はいいんですが、それがぱぁっと頭の中に浮かぶ人間しかわからんよなぁ、この素晴らしさは。
さて、その豊富なオプションパーツと差し替え可能な全身のジョイントを使うと、こんなこともできます。
俺ゲッター軍団！
 | まずはゲッターバンダー！
・・・いやね、昔「魔神バンダー」っていう特撮番組があってね、
そこに出てきたロボット（？）のバンダーっていうのが、
大きな目玉がギョロっとして、腕がジャバラで伸び縮みして・・・
後は、おとうさんかおかあさんに聞いてね。 |
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次はゲッターバラタック！
・・・いやね、昔「超人戦隊バラタック」っていうアニメ番組があってね、
そこに出てきたロボットのバラタックっていうのが、
四角くくてかっちょ悪い頭に、ハサミやドリルの腕を持ってて、
マグネモパワーで変形合体して・・・
後は、誰かおおきいお友達に聞いてね。 |
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最後はゲッターペガサス！
・・・いやね、昔「レインボー戦隊ロビン」っていうアニメ番組があってね、
そこに出てきた、主人公のロビンが乗ってるロケット「ペガサス」っていうのが、
人間型にも変形するんだけど、飛行機の体からみょいーんと腕や脚が生えてて・・・。
後は、誰か「リリーにおまかせ」と聞いてピンとくる人に聞いてね。 |
そんなわけで、買って損のない遊べるアイテムです。
すでにゲッターロボとして遊んでない気もしますが。
2001/11/21
「新婚」
この３月にうちの弟が結婚しましたが、その後も二人は仲良くやっているようです。
お嫁さんは、ゲーム好きな以外はごくマトモなひと（おい）。
良く気が付くし、カワイイし、うちのチビたちも「お姉ちゃ〜ん」とベタベタになついています。
まったく、弟には過ぎたるは及ばざるがごとしなお嫁さんです（おいおい）。
しかし彼女も、今ではすっかり弟に毒されているようです。
ごく普通の会話の中に、デフォルトで
食玩だの金型だのが出てくるようでは、ねぇ。
こういうの、何て言いましたっけ。
ああそうそう、
朱に交われば修羅の道（おいおいおい）。
「人形魂」
しかしそんな彼女も、弟にどうしても譲れない部分があったそうです。
それは、私も今まで何の疑問も持たずに行っていたこと。
こういう人形の首のすげ替えです。
弟が、何気なしに彼女の人形の首を引っこ抜こうとしたら、
「何でそんな可哀想なことができるの！」と叱られたそうで、
・・・言われてみれば、人形好きな人にとっては、そりゃそうでしょう。
私も弟も、目から鱗が落ちました。あっ、コンタクトだった。
なんせ私たち、
いい体してるけど知らないキャラの人形は、首引っこ抜いて頭部を交換する
表情が気に入らないキャラは、顔ごと塗り直す
ってなことを、平然と行っていましたから。
（なんか字面だけ読んでると、ただのサイテーな男だよな）
つまりボディーを換装しようが何しようが（「ボディーを換装」ってのは正しい日本語なのか？）、遊びやすい人形を作るためなら全く気にしなかったのですが。
彼女にとっては、人形を「作り替える」なんてもってのほかだそうです。
やっぱりそこらが、男の子と女の子の違いなんでしょうか。
もちろん、気持ちは分かるんですけどね。
まぁ、我々にも言い分はありますので、私たちは彼女に力説しました。
「２号ロボが、１号ロボと合体するときには、
首も手足もボディーもバラバラになるのが世の常なんだよ！」
どこが何の言い訳だかサッパリ。
2001/11/15
「時の流れ」
昨日は出張でしたが、電車が来るまでの時間が余ったので、ぶらぶらしました。
そこは私が、大学時代を過ごした懐かしい街。
しかし○年の時の流れは残酷で、街は様変わりしていました。
酔っぱらって、橋を渡るのが面倒だったからそのまま突っ切った河は、
埋め立て工事が始まっていました。
新製品を弾かせてもらいに通ったギターショップは、
閉店して窓中に目張りがされていました。
名キットと名高いタカラの1/24スコープドッグを買ったプラモデル屋は、
いつからか焼鳥屋になっていました。
この世に、壊れないものなどないのです。
でもそうでなければ、何も変わらないし、前に進んでいきません。
しかし、そんなセンチな気分に浸っている私が右手に持っているオミヤゲは、
コトブキヤの山口式可動・スコープドッグだったりして。
・・・前に進んでないの、私だけですか？
「ＶＦ−１Ａ」
そんな奴は置いといて、20年を経て思い切り前に進んだアイテムをご紹介しましょう。
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（株）やまとの完全変形バルキリーシリーズの最新作、ＶＦ−１Ａです。
今までのシリーズも、ファイター時のプロポーションには定評がありましたが、今回のＶＦ−１Ａは、その中でも抜群のスタイルを誇ります。
すらりと伸びた機首、収まりの良い手足、抜けるように美しい純白の機体。
それでいて、バトロイド時もまとまりの良い形態をしています。 |
３段形態のいずれもカッチリまとまっているのには理由があって、実はこれ、脚部が差し替え変形なんです。
と言っても、別パーツを使うわけではありません。
両足を軸から外して、ファイター時は機体下部へ、バトロイド時は機首に付け替えるだけです。
これによってどの形態の時でも、アニメのイメージに非常に近いものが再現できるわけです。
（バトロイド時には、機首に脚部の軸をはめるための「穴隠し」パーツを外さなくてはいけませんが）
この差し替え変形には賛否両論あるようですが、３形態全てでまとまりのあるプロポーションを保つためには正解だと思います。
しかし、戦隊ものだとか勇者ものだとかでは全く問題にならない「差し替え変形」が、何でバルキリーだと憎まれますかね？
いやそりゃ私だって、マッハ３でブッ飛んでる飛行機が組み替え合体するのは無理だとは思いますが。
2001/11/09
「がまん」
そろそろ年末も近づき、いろいろ忙しい今日この
頃。
家に帰ると、もうすぐ４歳になる息子がトットコ走ってきて言いました。
「とんたん、どうちていつも、おうちに帰ってくるのがおそいの？」
私が「お仕事がいっぱいあるからだよ」と答えると、彼はさらに言いました。
「じゃぁ、おちごと、ちなければいいのに」
「でもお仕事しなかったら、みんなのご飯も、お洋服も買えないよ。
バブ、ご飯食べなくても、我慢できる？」
と尋ねると、彼は目をうるうるさせて言いました。
「うん。がまんちる」
私はホントに仕事を辞めたくなりましたが、そうもいかないので、さらに続けました。
「でもお仕事しないと、お父さんの部屋のオモチャも買えないよ」
すると彼は、即座に答えました。
「じゃぁ、おちごとしてもがまんちる」
そして、来たときと同じようにトットコ走っていきました。
あれ？途中まで良い話だったと思ったのに？